2016年8月17日水曜日

1ミリシーベルトは基準ではなく採用距離について後から説明された政策判断の「見解」


厚労省ホームページで、3.5km地点に説明されている

「年間1mSv」とは


1mSv を基準として放射線起因性を認める(認定する)という趣旨ではなく

政策判断の目安(距離限界)として説明されたもの」

として

国・厚労省が提示している

見解




(裁判で提出された国側意見書




政策的配慮の限界 の意味とは




現在、採用されている外形基準(の一部疾病)に定められる(直接被爆者の)認定範囲について


「健康に影響を及ぼすような放射線被曝などない範囲にまで距離を拡げている」


として国側(厚労省)が使用した表現であり



「国側の DS 線量評価」 こそが本来の正当な科学的評価の根拠であるべきと主張することにより

放射線起因性の否定、および認定距離の拡大阻止 

を意図している理屈


認定距離を縮小すべきと考える国が示した反論見解